top of page
IMG_7150.jpg

​収蔵庫改修工事

浄楽寺では全国に現存する運慶作の真作仏像18体の内の5体(国重文)を有し、文化財の価値をその歴史を伝えています。今回は仏像が納められている収蔵庫の改修工事にかかり、大勧進を行っております。

​ご協力のほどお願い申し上げます。

収蔵庫改修工事について ~これまでの経緯~

​浄楽寺の創建は鎌倉時代初期に遡り、三浦一族の武将・和田義盛公夫妻の発願により、仏師・運慶に造像を依頼した阿弥陀三尊をご本尊として安置したことに始まると伝えられています。脇侍として不動明王、毘沙門天を従えた五体の仏像は、約830年にわたり、地域の信仰とご支援に支えられ今日まで守られてきました。

昭和34年(1959年)の調査により、これらの仏像群が運慶の真作であることが認められ、現在では国指定重要文化財として登録されています。全国で正式に運慶作と認定されている18体のうち、5体が当寺に安置されており、仏教美術史においても極めて貴重な文化財です。

こうした文化財を適切に保存し、次代へと伝えていくため、当寺では令和3年(2021年)に収蔵庫内の免震設備工事を実施いたしました。この工事では、仏像の安置台となる須弥壇の新設とともに、仏像を地震から守る免震装置(ミューソレーター)を導入しました。この際には、全国の皆さまからの温かいご支援によりクラウドファンディングを実施し、多くの寄付をいただいたことにより無事に工事を完了することができました。あらためて深く御礼申し上げます。

その後も、収蔵庫全体の老朽化や耐震性の問題、庫内の温湿度環境の悪化が課題となっており、とくに近年の異常気象による高温多湿は、仏像の保存にとって看過できないリスクとなっております。

こうした状況を受け、令和4年度より文化庁との協議を重ね、収蔵庫の耐震補強工事、空調・除湿設備の新設、内装補修を含む大規模な改修工事を実施する運びとなりました。工事に要する費用の一部は、国・県・市からの補助金によって賄われますが、寺院としての自己負担分は依然として大きく、皆さまのご支援を必要としております。

仏像を未来へ守り継ぎ、地域や日本の文化遺産として後世に残していくため、何卒、本趣旨にご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

浄楽寺 第六十五世 芳誉妙真

収蔵庫改修工事について ~これまでの経緯~

指定寄付の募集期間

令和7年4月20日 ~ 令和7年6月20日

 

ご寄付について

①一口 5,000円

ご寄付いただいた方のご芳名を、竣工式(7月末以降)の式中にて読み上げさせていただきます。

②二口(10,000円)以上 のご寄付を賜った方には、感謝の意を込めて「感謝香」の返礼をお贈りするとともに、ご芳名を一定期間掲示させていただきます。

③ 50,000円以上 のご寄付をいただいた方のご芳名は、「令和七年収蔵庫改修寄進者芳名板」に刻銘し、永久掲示させていただきます。

·※ご芳名の公表を望まれない方は、その旨をお知らせいただければ、ご意向に沿う形で対応いたします。

※一口に満たないご寄付も、ありがたく拝受いたします。

ご寄付の方法

現金でお持ちいただくことも、現金書留・銀行振込 にも対応しております。

横浜銀行(金融機関コード)0138 横須賀支店(店番) 541
普通口座6269119 浄楽寺(ジョウラクジ)


宗教法人 浄楽寺  (シュウ)ジョウラクジ
記号番号:振替:00200-1-104765
(当座:〇二九店 104765) (代表)

 

下記のリンクよりオンラインでご寄付いただくこともできます。

連絡先

金剛山勝長寿院大御堂 浄楽寺

046-856-8622

IMG_20171021_014508_328.jpg
© 2014 by Jorakuji design
bottom of page